写真で見る地方創生|シェアビレッジ仁尾(香川県)

つい先日、愛媛への帰省を利用して香川県にある「シェアビレッジ仁尾」の視察を行ってきました。

現地までは、高松空港からシャトルバスと電車を乗り継ぎ、約2時間ほどの旅。途中で瀬戸内の穏やかな海岸を見ながら、そして名物のうどんを食べながら、のんびりと向かいます。

築100年を超える瓦葺きのお屋敷

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シェアビレッジ仁尾は、旧仁尾村で初代村長を務めた、塩田忠左衛門の邸宅跡を活用しています。塩業で財を成したのは約100年以上も前のこと。広大な敷地に建つ2階建ての屋敷は、建築面積約1,200平方メートルと非常に広大で、まさに「タイムスリップした世界」を楽しむことができました。

空き家となってから50年ほど近く経っていましたが、秋田県出身の株式会社kedama代表、武田昌大さんが発起人となり、修繕して人々が泊まれる場所になりました。武田さんが手がける「シェアビレッジ」は、ここ仁尾が2回目。前回は地元秋田県の五城目町にある築133年の茅葺きの古民家を再生させていますが、その際は地元農家や起業家らと組み、クラウドファンディングで約570万円もの資金を集め、再生に成功しています。

次の活動は「食」がテーマ

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僕達が滞在した日には、もう一人宿泊客がいました。彼は「移動料理人」という肩書を持ち、2016年の瀬戸内国際芸術祭では「レストラン イアラ 女木島で春夏秋とシェフとして滞在しています。

「移動料理人」ソウダルアさん略歴

1980年 大阪市中央区生まれ。15歳よりフードコーディネイタの母のアシスタントとして、キャリアをスタート

2002年 東京に拠点を移し、カフェやバーのコーディネイトやファッションブランドのパーティケータリングを行う

2008年 自身のアトリエレストランとして渋谷の外れにSocietaをオープン

2011年 東日本大震災をきっかけに食との関わり方を見直し、出張料理人に転身。ギャラリー、ライブハウス、キャンプ場、公園とあらゆる場所を舞台に料理をつくる

2015年 越後妻有 大地の芸術祭 うぶすなの家にてシェフとして滞在

2016年 瀬戸内国際芸術祭 レストラン イアラ 女木島にて春夏秋とシェフとして滞在。“これからの伝統食”をテーマに瀬戸内の食材で様々な料理を考案する

「HAPPY DAY TOKYO 2017」HPより抜粋

ある日、ふと訪れたこのシェアビレッジ仁尾をひと目で気に入り、今回の滞在は2回めとのこと。周囲には住宅しかなく、夜ごはんを食べに出ていくのにも一苦労(僕達も、タクシーに15分ほど乗って、ようやく居酒屋を1件発見したほど)な仁尾の町を、さらに活気づけるために今後は「飲食店」を始めたいと意気込みを教えてもらいました。

リノベーションしすぎない、古きを残し新たな価値に昇華

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シェアビレッジ仁尾は、ご覧の通りほとんど「現代風」の場所がありません。もちろん、おしゃれなダイニングテーブルも、追い焚き付きのお風呂も、ウォシュレットもありません。でも、それが良いのだと思えるほどの「歴史的価値」を感じることが必ずできます。

朝、目が覚めてふと周りを見渡したとき、爽やかな海風が周囲を流れるなんとも言えない「幸福感」に、ハマってしまう人も多いことでしょう。僕自身も、必ずもう一度訪れたいと思った、そんな良いゲストハウスでした。

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公式HP

シェアビレッジ仁尾

アクセス

〒769‐1407 香川県三豊市仁尾町仁尾丁980

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